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沖縄県島尻郡渡嘉敷村字渡嘉敷 渡嘉敷島 野崎
 昼食時にスノーケリングの練習。水面に出る直前でのスノーケルクリアがうまくできません。元々素潜りの方が楽なので、どうもスノーケルはなじめません。今度水が入ってこないドライスノーケルというのを試してみようと思います。

 3本目は、スキルチェック、ウエイトなしで潜ってみますが、さすがに水深5m前後の浅場では、何もしないと水面まで身体が浮いてしまいます。1kgのウエイトをBCのポケットに入れてスキルチェック。フィンピボットをデモしますが、息を全部吐ききって、やっと中性浮力の状態で、息を少々吸うだけで水面へ向かって身体が浮上していきます。こんな感じで40分ほど浅い呼吸で水中に滞在し続けて、とうとう、なんだかよくわからないまま苦しくなって、スレートに「苦しい」と書いてエキジットしました。

 自分自身でもギブアップしてしまったのは精神的にかなりショックだったのでした。原因はその場では、よく理解していませんでした。その日ホテルへ帰って眠ろうと思っても全然眠ることができないんです。呼吸が浅い呼吸しかできないのです。いわゆる、高山病みたいな感じの低酸素症みたいです。水中で中性浮力維持のため、浅い呼吸しかしていないので、酸素が欠乏して、思考能力が低下、そしてギブアップ。

 適正ウエイトとは、水中で自由自在に動けて、水中姿勢も自由に保てる、そしてタンクが軽くなっての安全停止が苦もなくできる事だと思います。うまくなるとウエイトを軽くしても、あるいはウエイトなしでもダイビングできる。そりゃできます、ウエイト不足で浮き気味でも強引に潜っていって深くなればなんとかなります。安全停止も浮力で少々上に身体を持って行かれようとも、強引に深度5mを維持することだってできます。ただそれは無駄な体力を必要とします。自分にとって楽にダイビングできる事こそ適正ウエイトだと思います。

 今回、その後のファンダイビングとダイブマスター講習をすべてキャンセルしました。自分にとっては事故だと認識しています。インストラクターがどう指示しようと、自分の命は自分の責任で守る必要があります。自分にとっての適正ウエイトを自分の意志で押し通すことができなかった自分に責任があると思ってます。

ダイビングデータ/No.080/2010.6.30/in13:56/out14:42/10リットルスチールタンク/残圧180→60/潜水時間46分/最大水深6.6m/平均水深4.6m/3mmウエット/ウエイト0kg→1kg/気温31℃/水温27.8℃/透明度20m

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