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仕事の出来ない奴が出世する

 2~3年前だったと思うが、以前に勤務していた会社(一部上場企業です)の社長に、凡人と同年代の奴が就任した。

 全然仕事で接点がなかった奴ならなんとも思わないが、同じ支店で仕事をした奴なので、かなりの衝撃だった。同時に役員になった面々もほどんど仕事で接点があった奴ばかり。単身赴任で支店の女の子を現地妻にしていた奴、家族で食った寿司代の領収書を経費で落とす奴。つまらん奴ばかりがそろって出世していた。

 で社長になった奴をAとでもしておこうか。ある意味凡人とは正反対の出世のためならなんでも出来るすばらしい奴である。当時、凡人は店舗の総務と管理担当、Aは店次長だった。長くなるがひとつの事故というか事件の話をしてみよう。会社は某日本最大手のテナントビル運営会社、当時札幌店での話です。

 2003年か2004年の某日のこと、夕方6時過ぎだったと思う、事務所に設備担当から全館停電の電話が入る。急いで地下にある機械室に急行。あとで判明した事だか、ビルの送電元の配線がショートして当日の復旧は不可能な設備事故でした。

地下の設備担当から

 「凡人ちゃん!今日はもう営業できない!非常電源は生きてるから警備室から放送して!」

 警備室へ急行して放送する。放送した内容は、以下の通り、台本もなにもないので、かなり支離滅裂に放送していたような気がします。

 「本日は電源室故障のため、ただ今をもちまして閉店といたします。授業員の方々はお客様を速やかに外に通じるA階段より避難誘導お願いします。お客様が全員退店されましたら、従業員の方もレジにある現金をそのまま納金バックに入れて夜間金庫に投入の上すみやかに退店して下さい」

 マニュアルもなにもあるわけじゃないけど、非常電源だけの真っ暗な店内で、まず、お客さんの事故防止が一番。その次に暗い店内、盗難防止の為速やかに無人にすることしか考えませんでした。

 一段落して、現在社長様のA次長が、凡人に詰め寄ります

 「店を閉店したのは、凡人君の判断だね、凡人君の責任だね!」と念を押します。

 A次長の胸の内はというと、通常午後8時まで飲食店街は午後10時までの営業を、6時以降の一番のゴールデンタイムの時間に閉店すると何千万も売上がなくなってしまう。その責任は自分じゃなく凡人が勝手にやったことにしたかったのだと思います。

 まあ、こんな奴が社長になれるわけだ日本は、そういえばこの時役員になった奴らはみんな金魚の糞のように役員のうしろにくっついていた奴ばかりだよ。

 部長や役員の胸ぐらつかんで正論を語って、相手を退散させてしまうような凡人のような奴は組織では絶対に出世しないわけだ。


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