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あるデリヘルオーナーの物語

 それは、ホープページビルダーで小学生が作ったようなホームページで営業を始めるというデリヘルオーナーからのメールで始まった。大急ぎで3日ほどでオフィシャルサイトを作って、なんとか営業開始にこぎつけた。それからもう7年を経過したが、廃業にいたらず、なんとか営業している。

 最初はオープンキャンペーンの激安価格もあって、そこそこのオーダーが取れていたが、その後なにを血迷ったか、在籍の女の娘の写真を、ネットで拾った写真に適当にモザイクかけて掲載するようになった。こっちも作業していて、そういう良心に反する行為に荷担するのはむなしい限りであった。

 しばらくして、案の定、オーダーが減って経営的に苦しくなったから、サイトの管理料を値下げしてくれとの要望があった。自業自得だろう、つぶれるんなら勝手につぶれろと、つきはなしたら少しは心をいれかえたようで、徐々にオーダーも回復した。

 ネットで拾った写真を掲載する理由はというと、「だってウチの女の娘、写真撮られるの好きじゃないだもん」ということ。あんたね、子供じゃないんだから1回1万を超える商売するんでしょ!商品である女の娘をアピールできないでなにが商売やねん。

 ここのデリヘルのオーナーは、凡人とまったく考え方が違って、人の言うことを聞かない。そういう、人の言うことを聞かないで我が道を行くところは凡人と似ているかもしれない。お互い長いつきあいになりそうだわ。


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薄野の凡人